Special feature @ Shiretoko

知床の自然を全身で感じる「知床峠ダウンヒルツアー」

皆さん、夏の知床はどのように楽しんでいますか?

知床五湖のトレッキング?
動物を探しにドライブ?
景色を堪能するクルーズ?

私のオススメは、身体も動かして知床の自然をこの全身に受けることができるサイクリングです!
サイクリングの中でも私がおすすめの「知床峠ダウンヒルツアー」をご紹介します。

Let’s cycling

まず集合地点は、北こぶし知床から徒歩3分ほどの白い家「知床サイクリングサポート」の事務所です。ここで受付を済ませ、自転車やヘルメット、グローブなどのサイズを合わせます。

参加する際の服装は、サイクリング用のウェアがあることに越したことはないですが、無い場合は動きやすい身軽な服装と靴を用意しておけば安心です。
自転車で走ると道路上の土や水が跳ね上がることもあるので、汚れても問題ない服装だと心置きなく楽しめます。靴は、靴底がぼこぼこしているものだとペダルにフィットするのでおすすめです!
持ち物は飲み物・防寒具、あればサングラスやカメラなども。自転車の旅に余計なものは不要!できる限り身軽に参加しました!

さて…。準備が整ったら、早速自転車に!!

…と思いきや、車に乗って知床峠まで!

 

今回ご紹介する「知床峠ダウンヒルツアー」のダウンヒル(downhill)は「斜面を下る」という意味。
このツアーでは知床峠まで車で送迎してもらい、自転車で下るだけという美味しいどころ取りのツアーなのです。ちなみに、このツアーはお子様でもご参加できます!(自転車のサイズがあるので要確認。)

ガイドさんの車に自転車とともに乗りドライブすること30分ほど、知床峠の駐車場に到着します。(写真は残雪がある4月ごろ)

駐車場の空いたスペースで自転車に試乗し、サドルの高さを合わせたり、変速などを調整します。
社会人になってから自転車から遠のいてる皆さんも、ここで感を取り戻してください!

身体もそこそこ温まったところで、早速ツアーがスタートします!楽しみ!

サイクリングでしか見えない景色

この日は天気も良かったので一旦羅臼側(行き先とは反対方向)へ
ガイドさん曰く「知床峠は本当のピークではなく、2つカーブを抜けたあたりが一番標高が高く景色もいい!」とのこと。

知床横断道路には駐車場も路側帯も少ないため、車を一時停車させたり降りて写真を撮ることができません…。この景色もサイクリングツアーに参加したから見える景色なのでしょう。

 

ちなみにですが、真っ白で何も見えないということもあるのであしからず…。
ウトロの町は晴天でも標高740mの知床峠は霧の中ということも。少し肌寒いので、夏でも防寒具を持っていると安心です。

「それでは下っていきましょう!」

素晴らしい景色に後ろ髪をひかれながらも、ツアーは再開!ゴールであるウトロの街を目指して走る約15kmの間には、たくさん目に焼き付けたい景色が広がっていました。

知床で「風」になる

久しぶりに自転車に乗る身としては、下るだけと言われても内心ドキドキ…。
両手でグリップを握りしめ、負けじとガイドさんの後ろについていきます。

次第に自転車に乗ることやそのスピード感にも慣れてきて、目に景色が飛び込んできます。知床の風を全身に受け、日の光も浴び、まるで知床の風に自分もなっているような感覚で、坂道の角度に身を委ねます。

その間も前を走るガイドさんはカーブや車の接近時に減速するサインを出してくれたりと、周りに気を配りながら私たちの快適なサイクリングをサポートしてくれます。時たまに出てくる動物たちや、知床はヒグマの生息地ということも忘れずに。私たちも周りの自然に意識を向けて下っていきます。

所々、景色のよさげなところで立ち止まり休憩と写真撮影タイム。今回担当してくれた知床サイクリングサポートの西原重雄さん知床のネイチャーガイドもされていた経緯があるので、見ている景色や目の前にある木の名前、知床がどういうところなのかを教えてくれます。

ガイドさんの話を聞き、視界の解像度が上がったところで再スタート!

知床八景の「プユニ岬」からウトロの街が見えたらあと少し!
海岸線を横目に森の中とは違った風を感じていると、いつの間にか街へ到着していました。

 

スタートからここまで約2時間ですが、なんだか違う街に戻ってきたような不思議な感覚に包まれます。

ゆっくりと森の中を歩くのも、車で走り抜けるのもそれぞれの楽しみがありますが、サイクリングツアーではまた違ったスピード感で知床を感じることができました。
ぜひ皆さんの知床ステイの一つに、サイクリングを加えてみるのはいかがでしょうか?

今回お世話になったのは、「知床サイクリングサポート
知床エリアのサイクリングツアー・知床峠ダウンヒルツアーについてはこちら

文章・写真/広報担当 村上晴花

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